2011年12月8日木曜日

「情報を得る場」と「商品を購入する場」

先日、セレクソニックのオリジナルウェブマガジン「selec+me」が始動しました。
辺見えみりさんやほしのあきさん、モデルさんやスタイリストさんのセレクソニック上(つまりEC上)でのお気に入り品紹介記事が全面にでています。
セレクソニックで活躍するモデルさんを「selec+me girls [セレクプラスミーガールズ]」としてデビューさせていくようです。

一ヶ月ほど前にはzozotownでzozotown専属モデルの募集があったり、
メーカーサイトでのスタイリング提案など、
EC上でのコンテンツ作りが急ピッチに進んでいます。

“雑誌を見てから店舗にいって洋服を買う”
私が小学生の頃当たり前だったこのスタイルは「情報を得る」行為と「商品を購入する」行為が分かれているのが前提でした。
「情報を得る」モノは雑誌を中心に、他にテレビなどが担っていて
「商品を購入する」場は当たり前のように店舗にありました。

この前提はインターネットによって崩れています。
ECで流行を追いかけてそのままECで洋服を買う。
アフェリエイトが流行るように、blogで紹介されたものをそのままリンクを踏んでECで買う。
  「情報を得る」行為と「商品を購入する」行為は限りなく時差はゼロに近づいています。

このような中で、「商品を購入する」場になるためには  「情報を得る」場になることが一つの近道となっています。
zozoなどはモデルさんのポージングやライティングなどかなり雑誌に近い場合が多く
リアルを追求するより、イメージ写真に近い場合が多くみられます。
それもECサイトを「商品を購入する」場ではなくその前の「情報を得る」場としてzozo側が捉えている故だと思われます。


 「商品を購入する」場として集客するために方法論は色々あると思いますが
「情報を得る」場になることが、雑誌も売れなくなったり、商品購入の場がECにシフトしている今、早いのかもしれません。

ちなみに 「selec+me」に関しては、コーディネイトごとについた「いいね」がほとんどゼロだったりするので
まだまだコンテンツとしては弱い気がします。
むしろ出版社を買収するECがでてきてもよいのではと個人的には思っています◎

0 件のコメント:

コメントを投稿