先日、セレクソニックのオリジナルウェブマガジン「selec+me」が始動しました。
辺見えみりさんやほしのあきさん、モデルさんやスタイリストさんのセレクソニック上(つまりEC上)でのお気に入り品紹介記事が全面にでています。
セレクソニックで活躍するモデルさんを「selec+me girls [セレクプラスミーガールズ]」としてデビューさせていくようです。
一ヶ月ほど前にはzozotownでzozotown専属モデルの募集があったり、
メーカーサイトでのスタイリング提案など、
EC上でのコンテンツ作りが急ピッチに進んでいます。
“雑誌を見てから店舗にいって洋服を買う”
私が小学生の頃当たり前だったこのスタイルは「情報を得る」行為と「商品を購入する」行為が分かれているのが前提でした。
「情報を得る」モノは雑誌を中心に、他にテレビなどが担っていて
「商品を購入する」場は当たり前のように店舗にありました。
この前提はインターネットによって崩れています。
ECで流行を追いかけてそのままECで洋服を買う。
アフェリエイトが流行るように、blogで紹介されたものをそのままリンクを踏んでECで買う。
「情報を得る」行為と「商品を購入する」行為は限りなく時差はゼロに近づいています。
このような中で、「商品を購入する」場になるためには 「情報を得る」場になることが一つの近道となっています。
zozoなどはモデルさんのポージングやライティングなどかなり雑誌に近い場合が多く
リアルを追求するより、イメージ写真に近い場合が多くみられます。
それもECサイトを「商品を購入する」場ではなくその前の「情報を得る」場としてzozo側が捉えている故だと思われます。
「商品を購入する」場として集客するために方法論は色々あると思いますが
「情報を得る」場になることが、雑誌も売れなくなったり、商品購入の場がECにシフトしている今、早いのかもしれません。
ちなみに 「selec+me」に関しては、コーディネイトごとについた「いいね」がほとんどゼロだったりするので
まだまだコンテンツとしては弱い気がします。
むしろ出版社を買収するECがでてきてもよいのではと個人的には思っています◎
2011年12月8日木曜日
2011年6月7日火曜日
コーディネイト提案
6月3日の日経MJの一面にスタッフスナップアプリの記事がでていました。
約40ショップのスタッフコーディネイトを発信するもので3月11日公開、2ヶ月半で約15万DLだそうです。
http://www.apalog.com/staff/archive/307
15万という数字ですが、
・zozoアプリ65万DL(2011年2月)
http://reona.net/?p=1033
・美人天気アプリは50万DL
http://dt.business.nifty.com/articles/3433.html
・クーポン付きのモスアプリ10万DL(2011年6月)
http://exdroid.jp/d/9213/
これらのアプリと比べて
PCサイトで知名度がある訳でもなく
クーポンもついていないことをと考えると
15万という数字は驚きのDL数だと思いました。
そこまで“コーディネイト提案”はニーズがあるということが改めてわかります。
(個人的にはやはりEC連動がないのがおしいです。
似たようなアプリでアーバンリサーチがあります。
これもECには連動していません。なぜなんでしょう??)
ということで今回は最近増えつつあるのコーディネイト提案系ECをまとめました。
・シップスオンライン:前日のアクセスランキングTOP5をだしています。
http://onlineshop.shipsltd.co.jp/styling/styling_list.html
・UAオンラインストア:実際の店舗情報への動線が分かりやすく、店舗客への配慮がなされています。
http://www.united-arrows.jp/styling/2011/06/post-34.html
・アイルミネ:コーディネイトの閲覧数をリアルタイムに表示しています。
http://i.lumine.jp/shop/cod/detail.aspx
・ELLEオンライン:海外のスナップコーディネイトを掲載し、似た商品をレコメンドしています。
http://www.elle.co.jp/fashion/snap/list
ますます増えそうなコーディネイトコンテンツ。
スタッフさんのモチベーションアップにもつながりそうですが、
やはりどのサイトもある程度売上につながっているでしょうか。
昔は雑誌の反応がとてもよかったり、カリスマ店員の着こなしが参考にされていたりしたのを考えると
コーディネイト提案はいつの時代も商品訴求の基本だということが改めてわかります。
ちなみに天下のZOZOさんが一時期ZOZOスタッフコーディネート、ユーザーの投稿コーディネートを展開されていましたが
いずれも消えています。今後他と差別化させたコーディネート展開があるのでしょうか。
約40ショップのスタッフコーディネイトを発信するもので3月11日公開、2ヶ月半で約15万DLだそうです。
http://www.apalog.com/staff/archive/307
15万という数字ですが、
・zozoアプリ65万DL(2011年2月)
http://reona.net/?p=1033
・美人天気アプリは50万DL
http://dt.business.nifty.com/articles/3433.html
・クーポン付きのモスアプリ10万DL(2011年6月)
http://exdroid.jp/d/9213/
これらのアプリと比べて
PCサイトで知名度がある訳でもなく
クーポンもついていないことをと考えると
15万という数字は驚きのDL数だと思いました。
そこまで“コーディネイト提案”はニーズがあるということが改めてわかります。
(個人的にはやはりEC連動がないのがおしいです。
似たようなアプリでアーバンリサーチがあります。
これもECには連動していません。なぜなんでしょう??)
ということで今回は最近増えつつあるのコーディネイト提案系ECをまとめました。
・シップスオンライン:前日のアクセスランキングTOP5をだしています。
http://onlineshop.shipsltd.co.jp/styling/styling_list.html
・UAオンラインストア:実際の店舗情報への動線が分かりやすく、店舗客への配慮がなされています。
http://www.united-arrows.jp/styling/2011/06/post-34.html
・アイルミネ:コーディネイトの閲覧数をリアルタイムに表示しています。
http://i.lumine.jp/shop/cod/detail.aspx
・ELLEオンライン:海外のスナップコーディネイトを掲載し、似た商品をレコメンドしています。
http://www.elle.co.jp/fashion/snap/list
ますます増えそうなコーディネイトコンテンツ。
スタッフさんのモチベーションアップにもつながりそうですが、
やはりどのサイトもある程度売上につながっているでしょうか。
昔は雑誌の反応がとてもよかったり、カリスマ店員の着こなしが参考にされていたりしたのを考えると
コーディネイト提案はいつの時代も商品訴求の基本だということが改めてわかります。
ちなみに天下のZOZOさんが一時期ZOZOスタッフコーディネート、ユーザーの投稿コーディネートを展開されていましたが
いずれも消えています。今後他と差別化させたコーディネート展開があるのでしょうか。
2011年6月1日水曜日
改めて感じるネット通販の魅力
ネット通販業務に携わりながらもプライベートでは完全店舗派だった私。
最近、色んなサイトでポイントプレゼントキャンペーンが増えてきたのもあり
久しぶりにzozotownで真夜中にお買い物する流れになりました。
はじめは買う気なんてないんですよね。ないですよ平日夜中、疲れてます。
ちょっと見るだけ。ネットサーフィンの中の1ページという感覚で
zozoの夏直前セール(って名の冬物春物在庫処分セール)をチラ見です。
(あらゆるサイトを横断しているからこそポイントプレゼント等の、
ネットサーフィンの1ページにいれてもらうためのきっかけ作りは重要ですよね)
「70%オフかー最近よくあるからなー•••ってこんなリッチなジャケットが5000円て!」
次に、なにか1個ほしいものを見つけると人間それを購入するのを肯定したくなるもので
ほかにも欲しいもの=買わなきゃいけない理由、を探し始めます。
てな感じで今回は夜中の23時半から25時半まで2時間かかって
4点10998円がポイント割りで9900円ほどでした。
これが水曜夜中の出来事です。
で、今木曜夜中の25時です。
ポチっとしてから約24時間経過して強く思ったこと、
それはやはりネット通販には店舗のお買い物にはない独自の魅力があるということでした。
店舗でのお買い物は例えばふらっと寄って数時間さまよい1点服を買う、という
平均2時間ほどに詰め込まれた感動体験がありますよね。
しかしネットの場合感動体験は3段階にまで広がると考えます。
1、ネット購入
前述の通りPCの前で2時間ほど選ぶ楽しみがあります。
2、商品を待つ
いつくるかなーどんな感じかなー成功かな、などと期待を醸成しながら
待つ楽しみがあります。
3、商品が届く
実際に受け取る楽しみがあります。
洋服は試着が重要、リアルで買うのが一番満足度が高い、と言われていましたが
上記の通り楽しみの瞬間が3つもあり、
また商品到着が土曜だとすると感動体験の維持期間は約60時間と長くなっています。
リアルで買うほどの濃いブランド接点ではないかもしれませんが
薄くても60時間もの間接点を持ち続けられているとしたら
かなりのブランディングに寄与しているのではないでしょうか。
この視点で考えても、リアル店舗とネット通販の使い分けというのが今後ますます重要となってきそうです。
最近、色んなサイトでポイントプレゼントキャンペーンが増えてきたのもあり
久しぶりにzozotownで真夜中にお買い物する流れになりました。
はじめは買う気なんてないんですよね。ないですよ平日夜中、疲れてます。
ちょっと見るだけ。ネットサーフィンの中の1ページという感覚で
zozoの夏直前セール(って名の冬物春物在庫処分セール)をチラ見です。
(あらゆるサイトを横断しているからこそポイントプレゼント等の、
ネットサーフィンの1ページにいれてもらうためのきっかけ作りは重要ですよね)
「70%オフかー最近よくあるからなー•••ってこんなリッチなジャケットが5000円て!」
次に、なにか1個ほしいものを見つけると人間それを購入するのを肯定したくなるもので
ほかにも欲しいもの=買わなきゃいけない理由、を探し始めます。
てな感じで今回は夜中の23時半から25時半まで2時間かかって
4点10998円がポイント割りで9900円ほどでした。
これが水曜夜中の出来事です。
で、今木曜夜中の25時です。
ポチっとしてから約24時間経過して強く思ったこと、
それはやはりネット通販には店舗のお買い物にはない独自の魅力があるということでした。
店舗でのお買い物は例えばふらっと寄って数時間さまよい1点服を買う、という
平均2時間ほどに詰め込まれた感動体験がありますよね。
しかしネットの場合感動体験は3段階にまで広がると考えます。
1、ネット購入
前述の通りPCの前で2時間ほど選ぶ楽しみがあります。
2、商品を待つ
いつくるかなーどんな感じかなー成功かな、などと期待を醸成しながら
待つ楽しみがあります。
3、商品が届く
実際に受け取る楽しみがあります。
洋服は試着が重要、リアルで買うのが一番満足度が高い、と言われていましたが
上記の通り楽しみの瞬間が3つもあり、
また商品到着が土曜だとすると感動体験の維持期間は約60時間と長くなっています。
リアルで買うほどの濃いブランド接点ではないかもしれませんが
薄くても60時間もの間接点を持ち続けられているとしたら
かなりのブランディングに寄与しているのではないでしょうか。
この視点で考えても、リアル店舗とネット通販の使い分けというのが今後ますます重要となってきそうです。
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